2020/10/21

新型コロナ、どこまでリスク軽減の努力をすべきか

社会的コンセンサスの形成を

2020年10月21日発行の、『週刊高齢者住宅新聞』第603号(高齢者住宅新聞社発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳の連載記事【在宅医からみた10年後、20年後のニッポン】「第13回 新型コロナの感染対策はいつまでどこまでやればいいのか」が掲載されました。


院内感染が「気の緩み」とされる日本では、現在も病院や介護施設での緊張感が続いています。しかし、感染リスクはどんなに努力してもゼロになるものではなく、「感染予防の努力」=「生活の制限」にほかなりません。さらに、感染リスクの軽減は、目的でなく、安心して暮らすための手段の1つに過ぎないはずです。


忘れてはならないのが、医療介護の専門職の日常生活にかかる制限です。わたしたちは専門職である以前に一人の生活者です。いつまでも「感染予防=自己責任」という殻の中に閉じ込められたままでは、そう遠くない未来に、現場のモチベーションやモラルは崩壊するでしょう。


どこまでのリスク軽減の努力が合理的なのか。そろそろ社会的なコンセンサスを形成すべき時期だと考えます。


ぜひお読みください。

https://www.koureisha-jutaku.com/






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