2020/12/08

医療法人社団悠翔会業績報告会×在宅医療カレッジ2020年末特別企画開催のお知らせ

佐々木淳が悠翔会の前身となる最初の在宅療養支援診療所を開設したのは今から14年前、2006年。奇しくも在宅療養支援診療所が定義された、まさにその年でした。


日本の高齢化率はちょうど20%を超え、「高齢化社会」から「超高齢社会」へ移行しつつありました。


患者や家族と死を直接的に語り合うことが避けられていたころです。認知症を「痴呆」と呼ぶ専門職はまだまだ多く、レビー小体型認知症の存在は誰も知らず、多くの高齢者は胃瘻をつけて病院から退院し、そうでない人も「終末期」を点滴と吸引で過ごしていました。


それからもうすぐ15年。


日本の高齢化率は28%を超え、「超高齢社会」を卒業した?世界で最初の国になりました。


「終末期」は「人生の最終段階」と呼び方が変わり、人々は「生かされる人生」を嫌い、「死に方」を選びたいと考えるようになりました。胃瘻は極端に忌避され、点滴をしない看取りが一般的になってきました。認知症ケアは抑制や薬物投与よりも、環境と人間関係がより重要だと理解する人も増えました。


しかし、医療と介護の連携、病院と地域の連携はいまだにぎこちなく、後期高齢者の救急搬送は増加の一途、在宅での看取りは思うように伸びず、孤独死など警察による検案死も増加しています。社会保障財源は厳しさを増し、人手不足も顕在化、地域共生社会の実現も道半ばです。


いまから15年後。

社会の担い手の主力は平成世代にシフトし、団塊ジュニアが徐々に高齢者に移行していく2035年。


日本の在宅医療・高齢者ケアはどうなっているのでしょうか。

いや、どうなっていなければならないのでしょうか。


毎年年末に開催している医療法人社団悠翔会の業績報告会×在宅医療カレッジ特別企画シンポジウム。

今年は、20~40代の5人のビジョナリーな若手リーダーとともに、ディスカッションを通じて、いまから15年後、2035年の在宅医療や高齢者ケアの未来像を明確に言語化し、参加者のみなさんと共有したいと思います。


わたしたち自身も、創設15年目の悠翔会のこれまでを振り返るとともに、これからの15年、2035年に向けて、具体的なビジョンを描いてみたいと考えています。


時の流れに身を任せ、流れついた先の未来か。

自ら進む方向を定め、仲間とともに目指す未来か。


あなたはどちらを選びたいですか?


12月9日(水曜日)18:45~on Zoom。

いよいよ明日となりました。

ぜひご参加ください!

お申込みは下記より。

なお、メディア関係者の方は個別にメッセージいただけましたら幸いです。


https://zaitaku2035.peatix.com/





最新記事

すべて表示

2021/09/09

東京都が開設する医療機能強化型宿泊療養施設における医療提供開始のお知らせ(9月9日) 医療法人社団悠翔会は、東京都が開設する医療機能強化型宿泊療養施設における医療提供を担います。 東京とは、新型コロナの病床ひっ迫を改善するため、本日9月9日から、品川区の「船の科学館」敷地内に、医療機能を強化した宿泊療養施設を設置します。 この施設には新型コロナ患者を37人収容でき、血中酸素飽和度などが常時モニタリ

2021/09/06

記事掲載のお知らせ(「日経メディカル」9月6日) 2021年9月6日、日経メディカル「三和護が迫る『COVID-19の核心』」におきまして、「コロナ患者の往診に、1日で1600万円超の支援金」として、医療法人社団悠翔会が現在行っているクラウドファンディングをご紹介いただきました。 9月3日の開始から1日足らずで1600万円を超える支援金が集まったことについて、理事長・診療部長の佐々木淳の、「自宅療

2021/09/05

記事掲載のお知らせ(「アピタル」9月5日) 2021年9月5日、朝日新聞「アピタル」にて、「コロナ自宅療養者救え 在宅医療専門クリニックが資金集めて往診対応」が掲載されました。 医療法人社団悠翔会が9月3日に開始したクラウドファンディングでは、募集開始後すぐに目標額を達成しましたが、首都圏の各地域で、病院が逼迫した状況は当面続くでしょう。自宅療養を余儀なくされる人、特に入院ができない中等症以上の人